中小企業診断士はやめとけ?勉強前に知るべき現実とは?

診断士活動

こんにちは!中小企業診断士のなかりょです。


「中小企業診断士はやめとけ」という言葉をよく見かけます。
私も勉強を始める前に色々と資格について調べましたが、ネガティブな情報は頭に残りやすい…

「意味がない」「稼げない」「時間の無駄」という言葉を見ると、挑戦する価値があるのか迷ってしまいませんか?


中小企業診断士は合格までに多くの時間を要する資格です。
「自分にとって価値があるのか」を判断しないまま勉強を始めるのは避けたいところですよね。

一方で、
この資格によってキャリアの選択肢が広がった人、副業や独立につなげた人も大勢います。


つまり、中小企業診断士は誰にとっても有益な資格ではありませんが、目的が明確な人にとっては強力な武器になる資格なのかなと思っています。


この記事では、
「やめとけ」と言われる理由を整理したうえで、それでも取得する価値がある人の特徴と、勉強すべきかどうかを判断する基準についてお話したいと思います。

中小企業診断士が「やめとけ」と言われる3つの理由

理由① 独占業務がなく資格だけでは仕事にならない

なんと言っても最初に来るのはこれと思います。


士業も色々とありますけど、中小企業診断士には弁護士や税理士のような独占業務がありません
資格を持っているだけで仕事が発生するわけではなく、情報発信や営業活動が必要になります。


「取れば食べていける資格」と考えている人にとっては期待外れになりやすく、これが「意味がない」と言われる大きな理由の一つです。

理由② 合格までの時間コストが大きい

一般的に合格までに必要な勉強時間は約1,000時間と言われています。
仕事をしながらだと1〜2年単位の長期戦になります。

1,000時間もかかるんだったら、
・他の資格
・副業スキル修得
に使った方がいいんじゃない?と感じる人もいるのではないでしょうか。


時間投資に対するリターンが見えにくい点が、「やめとけ」と言われる要因です。

理由③ 試験に合格して終わりではない

中小企業診断士で活動していくには試験合格後に
・登録までの実務補習/実務従事による実務ポイントの獲得
・5年毎の更新手続き(ポイント取得)
・上記に関わる出費


などなどが必要になるので、試験に合格して終わりという資格ではありません。
(私は勉強する前に全く知らなかった…)

このギャップを知らずに目指すと、
「思っていたのと違う」となりやすい資格です。

それでも中小企業診断士に価値がある理由

ここまでデメリットを整理してきましたが、
中小企業診断士は目的が明確な人にとっては目指す意味の大きい資格かなと思います。

経営を体系的に学べる数少ない資格

中小企業診断士の学習範囲は、企業経営に必要な知識を網羅しています。
一次試験だけで7科目も勉強しなければいけません。

ここまで広い経営知識を横断的に学ぶ経験は、
実務だけではなかなか得られないのかなと思います。

副業・独立の選択肢を持てる

資格を取った後は、
先輩診断士との人脈を形成したり、診断協会に所属したり、専門家派遣登録したりすることで、実務(補助金支援、経営相談、セミナー等)のきっかけが発生します。

すぐに収入につながるわけではありませんが、
小さく始めていくことが可能です。


会社員として働きながら
「将来の選択肢を増やす」という意味では有効な資格です。

信頼性が上がり専門性を説明しやすくなる

診断士という肩書きは、経営に関する体系的な知識を持っている証明になります。

例えば

  • 社内での提案
  • 副業の営業
  • 情報発信

において、相手からの信頼を得やすくなることがあります。

資格の価値は「目的次第」で変わる

中小企業診断士は
取れば自動的にリターンが得られる資格ではありません。

  • 経営知識を体系的に学びたい
  • 将来の選択肢を広げたい
  • 実務と掛け合わせて専門性を高めたい

などの目的がある人にとっては、投資する価値はあるのかなと思っています。


次は、
勉強すべきかどうかを判断するための具体的な基準を見ていきたいと思います。

【最重要】中小企業診断士を目指すべきか判断する3つの軸

私が考える中小企業診断士を目指すべきか判断する3つの軸を挙げたいと思います。

3つともYES!となれば、中小企業診断士の挑戦が向いているのではないかと思いますので、ぜひ確認してみてください!

軸① 目的:資格を使って何をしたいのか

まず最初に確認すべきは、資格取得の目的です。
次のいずれかが明確であれば、診断士と相性が良い可能性があります。

  • 将来的に独立したい
  • 経営支援に関わる副業をしたい
  • 経営視点を身につけてキャリアアップしたい

逆に、
「なんとなく役に立ちそう」「資格があった方が有利そう」
という状態であれば、優先度は高くないのかなと思います。

中小企業診断士は取得コストが大きいため、
目的がない状態で始めると途中で挫折してしまう可能性があります

軸② 時間:1,000時間の学習投資ができるか

次に重要なのが時間と考えています。
目安として、合格までに約1,000時間の学習が必要と言われています。

  • 平日に学習時間を確保できるか
  • 1年以上継続できるか
  • 仕事や家庭との両立が可能か

これらが現実的でない場合、学習そのものが大きな負担になりかねません…

時間を確保できない状態で始めるよりも、
環境が整ってから挑戦した方が結果的に効率的です。

軸③ 学習プロセスを受け入れられるか

中小企業診断士の学習は短期で成果が出るタイプではなく、
長期的に積み上げていくスタイルかなと考えています。

科目数が多く、得意不得意の差も出やすいため、
思うように進まない時期が必ずあります。

一方で、
学習そのものを楽しめる人や、
長期的に積み上げることが苦にならない人には向いている資格です。

まとめ

中小企業診断士はやめとけと言われる理由や、勉強を始める判断基準について、お話してきましたがいかがだったでしょうか?


資格を取っただけでは仕事にならないことや、合格までに時間がかかることがよく見かける理由ですが、これは資格の価値が低いというより、目的が曖昧なまま目指すとリターンが出にくいという意味に近いと言えます。


この記事が、
中小企業診断士に挑戦するかどうかを判断するきっかけになれば幸いです。


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